不動産登記変更を夫から妻にしたいとき
住宅を購入した時は不動産登記が必要で、夫婦が購入した時はその世帯主である夫名義にすることが多いかもしれません。
住宅ローンを効率的に返済するために夫婦の共同名義にすることもあるようです。
ただその後にいろいろな事情から名義だけ変更しておいた方が良いかと考えることもあるようです。
夫名義にしているよりも妻名義にしている方が都合がいいと考え不動産登記変更をするときがありますが、そのとき書類を作成するだけでいいのかどうかです。
まず変更をするには登記原因が必要になります。
変更であればなぜ変更をするのかが無くてはいけないので、何となく妻にしておきたいなどでは行うことはできません。
夫婦間でも資産の移転があれば贈与になり額によっては贈与税が発生するときもあります。
不動産も価値があり資産の移転につながるので何となくで行うのは良くないでしょう。
特に理由がない時には贈与になる可能性があり、その時には贈与税がかかる可能性があることを知っておきましょう。